「今時、機械で縫うので、畳替えなんて何処へ頼んでも同じでしょ?」
よく、こう言ったお言葉を頂戴するのですが・・・。
機械はあくまでも“補助”的なものですので
実際は材料を見極める“目”はモチロン、
利にかなった“作業技術”を習得してる者が
機械を使って仕上げる畳は、随分と仕上がりに差が出てくるのですよ。
例えば、料理と同じなんですよ?
女性の方なら、おわかりいただけるかもしれませんが…。
とってもおいしい料理を食べさせてくれますレストランのレシピや全く同じこだわりの食材や設備が手に入っても、なかなかその店と同じ料理は作ることが難しいですよね?
レシピだけでは表現できない味付けや、食材の味を引き出す料理法、火加減などの調理方法、言葉や書面では表現できない“経験(スキル)”で、差がでてきますよね?
畳の製作でも、立派な機械を導入したからと言っても、
どの畳の仕様(グレード)も機械任せの同じ製作方法ではマズイですよね?
今では畳の材料も非常に増えてきておりまして、従来からあるワラ畳床や
建材畳床、薄畳床、天然イグサはモチロン、人口畳表(樹脂系和紙系)カラー畳床、縁無し畳など様々です。
材料に合った製作方法できないで、機械に頼りすぎるのも少し心配ですよね。
当店では、昔ながらの製法をうまく利用しつつ
機械でうまく仕上がるように“創意工夫”して
新しい素材へも挑戦し続けております。
ですので、畳替えをする際には、価格やイメージだけに流されず
材料も大切ですが、作り手の顔や仕事内容をよく確認して
畳店選びをすれば、「あ〜失敗した…。」なんてことも
無くなるのではないでしょうか?
きっと、皆様のお近くにも ほんとに“いい畳屋さん”が
あるはずですので、価格の値引きだけのチラシに惑わされず
しっかりと"畳屋さん”選びをして下さいませ。
〇京都畳訓練学校卒業
〇厚生労働大臣認定 畳一級技能士
〇なにわの名工 若葉賞 受賞
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