お客さん：『じゅうたんの部屋を琉球畳に変えていただきたいのですが、

部屋の形が変形しているので相談もさせていただきたいです。多分6畳〜7畳の部屋です。』

『全部でなんぼッ？』

そんな愛想の無いお問い合わせが多い中、

とても寧なご相談をいただきました今回の施工事例。

ありがたいですよね。。。

早速、畳を敷きたいお部屋の画像とお部屋の寸法を書いた画像を

送っていただき、ご希望をご相談させていただきました。

そんなお部屋が下の画像でございます。

お客さんの言われました通り、少し変形でクローゼットの扉もあり、

畳を敷くとなるとどんな感じになるかわからないですよね。

イメージされております畳の仕様やその場合の費用面でのお話などをご相談しまして

納得していただけましたのお伺いしましてお部屋の確認をさせていただきました。

床はタイルカーペットでしたので畳を敷いても大丈夫そうでしたので、

どこまで畳を敷くか、敷けるかをご相談しましてお部屋の採寸をさせていただきました。

この様なお部屋の場合ですが、壁側が和室のように真っ直ぐではなく、かなりひどく

壁が湾曲と言いますか歪がひどく、うまく納まらない場合の事もご理解いただきまして

製作へとすすめさせていただきました。

ご希望の縁無し半畳タイプの琉球畳で

色も通常の畳に近いグリーン色で決めていただきました仕様で

一枚一枚を交互に敷きます市松敷きで敷きました画像です。

お客さんがご用意されました　ちょっとした和風の照明で、

お部屋の雰囲気も随分を変わってきますよね。

お部屋の入り口部分からみました畳敷きのお部屋。

畳の厚みも、６０ミリから１５ミリまで製作が可能ですが、出来る限り薄目での

１５ミリ厚での畳で製作させていただきました。

お部屋に敷いた状態は、こんな感じです。

側面も、畳の逢着糸が見えないような仕様で仕上げております。

今回の最大の難関箇所？

クローゼットの開閉で畳が下に納まり敷けるか？

極端に扉との間に余裕が無い場合は、畳を下に潜り込めず

切り込まないといけないので色々と考えてみましたが、

運悪くクロゼットの前部分の床だけが仕上げ悪くコンクリートが

盛り上がり、その上にタイルカーペットが敷かれていましたので、

畳が当たり扉の下に入れる事が出来ませんでした。

床の起伏が無くきれいに床が仕上げてあれば、うまく扉の下へと畳を敷け

きれいに納まるところでしたが、今回はそれができずご覧のように畳を

扉に当たらないように切り込み加工をして納めさせていただきました。

残念。

極薄縁無し畳ですが、切り込み加工も可能でございます。

畳を敷いていない場所には、お客さんでＤＩＹで地板を敷き詰めるようです。

今回も、ご相談から納品まで丁寧に対応していただき、

スムーズに納めることができました。

またひとつ、家族にも自慢できる施工例が増えうれしいかぎりでございます。

同じように、和室以外にスペースに畳を敷いてみたいとお考えの方は、

お気軽にご相談くださいませ。

〜縁無し琉球畳　仕様〜

畳表：セキスイ美草（みぐさ）シリーズ校倉グリーン色

畳床：極薄１５ミリ厚用建在床

畳縁：なし