うえむら畳　今回のお客さんは。。。

新居にお引越しされますフローリング部屋を布団を敷いて寝室として使うために
畳敷きへ変更のご依頼でした。

事前にお部屋大きさ（サイズ）や部屋の画像を事前にご連絡いただけておりましたので、
何畳位のお部屋かは想像が付きましたが、３帖よりも広く四帖半よりはかなり小さい
お部屋だなと想像して、畳の割付に悩みそうだなと考えつつお伺いいたしました。

最初はネットショップでサイズを伝え、置き畳として製作も考えておられたようですが、
部屋の周りの枠寸法が真っ直ぐではなく、お部屋にピッタリと畳を敷き詰めるためには
専門の畳屋さんでは無ければ採寸ができないことをご理解いただき、製作にあたりました。
ありがとうございます。

では早速お部屋の画像から・・・。
お引越しも終わり、既にタンスが設置されていましたので、
お部屋の奥側から敷き詰めていきます。。。


奥側の畳半畳２枚と細畳１枚を敷き、タンスを移動。
入り側の畳を敷き詰めていく訳ですが・・。
今回は、お客さんのご要望であります畳の柔らかさを重視する為に、
足ざわりの硬い１５ミリ前後の薄畳タイプではなく、寝心地もいい３０ミリ厚の畳で
敷き詰めました。


出入り口が何も仕切りがございませんので、畳の角部の補強も兼ねまして
厚み分２本木枠を設置いたします。


メインの入り口部分もこんな感じで補強を。。。


隣接します隣部屋との入り口部分にも木枠を設置して敷き込み完了。。。


今回の畳は、お客さんのご要望であります、チャコール色一色の市松敷き（交互敷き）です。


気づいた方も居られるかもしれませんが、結局何畳間なの？
ですよね。
実際のサイズは、３帖間よりほんの少し広い４帖半間？
かなりい小さいサイズの４帖半間って表現の方がいいでしょうか？


お部屋のサイズに合わせて畳のサイズを均等に割り付けますと画像のような正方形の
畳ではなく、畳サイズが半畳ではありますが長方形のような形になってしまい
視覚的に狭く見えるので、３帖スペースの畳を正方形になるようにサイズを揃えて製作、
残りの部分を細畳で補い、更にコストもさげれる細長い畳３枚では無く、
２枚を収納スペース前の残り部分に敷き込みました。
畳の敷き方では基本的に有り得ない敷き方ですが、お客さんとご相談して
ご理解していただき、タンスを設置されると言われてました部分にも
うまく畳のデザインと調和し、お部屋も狭く見える事無く、
素敵なご夫婦の寝室になったのでは
ないでしょうか。。。ただ・・・。（汗）

ただ・・・洋間特有の枠の出っ張り部分の畳の切り込み場所がづれて製作してしまい
手直しをして一日納品日を延ばしてしまいました。。。（反省）
そんな事もございましたが、丁寧に対応していただき本当にありがたいご注文依頼でした。。。
きっと、今夜からは心地良く柔らかい畳のお部屋で寝ていただけると思います。。。
また、寒い冬の季節も床が冷たくなく安心して就寝いただけるスペースになると思われます。。。
うえむら畳にご依頼いただき、喜んでいただけたなら幸いです。

自宅やご実家のフローリングや板張りやクッションフロアで使い勝手が悪く、
ご不満があったり不便な床を様々な畳で改善できるかもしれませんよ。
うちにもって方はお気軽にご相談くださいませ。
うえむら畳商店
お問い合わせ電話番号 072-873-5990
メールでのお問い合わせは、こちら　からお願いいたします。